思い出のぬいぐるみって、なかなか捨てられない!
「もう使わないし、埃っぽいから捨てた方が良い」と頭では考えていても、「捨ててしまったら可哀想」「子供のころの大切な思い出なのに」と、捨てられずにとっている人が多いのではないでしょうか。
この記事では、
- ぬいぐるみを捨てたいけど決心がつかない
- 片付けたいけどぬいぐるみを捨てる勇気がない
という方に向けて、ぬいぐるみを後悔なく手放す方法を紹介します。
結論からいうと、ぬいぐるみを手放すために重要なのは「物に対する気持ちの持ち方」を変えること。
私も25年連れ添ったぬいぐるみをこの方法で手放しました。
もくじ
ぬいぐるみを捨てるためにはマインドを変えよう
物を捨てることに慣れていないと、思い出の品を捨てるには大きなエネルギーを使います。
捨てることに罪悪感を感じたり、捨ててしまうと大切な思い出が消えてしまうような気分になりますよね。
私も、25年連れ添った思い出のぬいぐるみを手放すかどうか悩んだ経験があるので、とても分かります。
ぬいぐるみが無くなっても思い出は無くならない
ぬいぐるみを捨ててしまうと、今までの大切な思い出も無くなってしまうと感じてしまう人が多いのではないでしょうか。
まずは、その考え方を変えることがとても大切です。
ぬいぐるみという実体が家から無くなってしまっても、思い出は自分の心にしっかり刻まれていますよね。
「実体がなくなっても大切な思い出は持ち続けることができる。素敵な思い出をありがとう」
そう考えることで、ぬいぐるみを捨てることへの罪悪感をなくし、前向きな気持ちになることができます。
目があるからぬいぐるみに感情移入してしまう
ぬいぐるみの材料は、布や綿です。
それぞれの材料を個別に見ると何とも思いませんが、ぬいぐるみには目が付いています。
目はコミュニケーションにおいて重要なパーツ。「目があるから可哀想だと思ってしまうんだ」ということを理解しておけば、あまり感情的にならずに済みます。
思い出のぬいぐるみを捨てる方法3選
ここからは、ぬいぐるみを後悔なく捨てる具体的な方法を紹介しています。
目を隠して燃えるゴミに出す
最も簡単な方法は、燃えるゴミとして捨てることです。
重要なのは、前述したように「目が見えない状態」にして袋に入れること。大きな紙袋などがあれば、一旦それに包んでからゴミ袋にいれるのも有効だと思います。
目が見える状態でゴミステーションにぬいぐるみを捨ててしまうと、つい目が合ってしまい「やっぱり可哀想」という感情がでてきてしまうかもしれませんからね(笑)。
紙袋などでぬいぐるみを包めない場合は、ゴミステーションに捨てる時にぬいぐるみを後ろ向きにしたり、とにかく目が合わない状態にすることをオススメします。
フリマアプリや寄付に出してリユースする
ぬいぐるみが比較的きれいな状態であれば、リユースするという手段もあります。
新しい飼い主に可愛がってもらえるかもと思うと、ゴミとして捨てるよりも手放しやすいかもしれません。
〈リユース手段〉
- リサイクルショップに出す
- メルカリに出品する
- 子供支援の団体に寄付する
ただしリユースは、場合によっては送料がかかったり、運搬するのに時間が掛かってしまう場合があります。
捨てることに時間やお金など、いわゆる”手間”が掛かるほど、物を手放すモチベーションは下がってしまいがちです。
リユースに手間が掛かりすぎてしまう場合は、燃えるゴミとして素早く手放すことを選択したほうが良いと思います。
ぬいぐるみ供養に出す
最終手段は、ぬいぐるみ供養に出すという方法。
ぬいぐるみや人形を供養する「供養祭」は、お寺や葬儀場などで定期的に開催されています。
ぬいぐるみ供養の最大のメリットは、尊敬と感謝の気持ちを伝えてお別れができること。
お坊さんが念仏を唱えてしっかり供養してくださるので、穏やかな気持ちで手放すことができるでしょう。
私のように、ぬいぐるみに感情移入してしまいがちな人には、ピッタリな方法だと思います。
ぬいぐるみ供養に出してみた
25年連れ添ってなかなか捨てられなかったぬいぐるみ。
ぬいぐるみ供養を利用して、無事に穏やかな気持ちで手放すことができました。
ここでは、供養にだした理由や費用など紹介していきます。
ぬいぐるみを手放した理由
7歳の時に両親が買ってくれた大きなぬいぐるみ。
大人になっても一緒に暮らしていましたが、大きすぎる&埃っぽい素材であるためメンテナンスが大変で、子供が生まれてからはクローゼットにしまい込んでいました。
25年近く連れ添ったこともあって捨てるのは勇気がいりましたが、「大切な思い出は心に持ち続けられる」という考え方に切り替えて、手放すことにしました。
ぬいぐるみ供養にだした理由
燃えるゴミやリユースで捨てる方法もありますが、私がぬいぐるみを供養にだした理由は3つ。
- 大きすぎて燃えるゴミ袋に入らなかった
- 古すぎてリユースには向いてなかった
- 供養祭が近くの葬儀場で開催されていた
- 供養できるので心理的ハードルが下がった
ぬいぐるみ供養にかかった費用
ラッキーなことに、家から車で15分ほどの場所でぬいぐるみ供養が開催されていたので、収集場所へぬいぐるみを持ち込むことに。持ち込みだったため送料はかからず、供養料を払うだけで済みました。
ぬいぐるみの供養料は3000円。
物を捨てるのに3000円も掛かるのはもったいない気がしますが、供養していただけるので、安い出費だと感じました。
お寺や葬儀場の会員になっている人は、より安い料金のところもあるようですね。
まとめ|思い出のぬいぐるみを手放してみよう
捨てることに慣れていないと、思い出の品を捨てることは勇気がいります。
そのハードルとなっているのが「思い出が消えてしまう」「可哀想かも」といった思い込み。
- 実体が無くなっても大切な思い出は無くならない
- 思い出は心の中に持ち続けることができる
というふうに、考え方を変えてみることで、思い出のぬいぐるみを手放すことができるはずです。
そして、ぬいぐるみにはしっかりと感謝の気持ちを伝えれば大丈夫!
燃えるゴミやリユースに出せないという人は、私のようにぬいぐるみ供養に出してみることもオススメですよ。